KAT-TUN田口 年上女優との8年愛波紋
KAT-TUNの田口淳之介(29)が24日、来春にグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退所すると発表した。日本テレビ系音楽特番「ベストアーティスト2015」内で本人が電撃ナマ報告。その後、マスコミ各社にもファクスで発表した。一夜明けた25日、田口とはテレビ番組で共演するタレント・所ジョージが「辞めて何やるんだろ」と驚いたように、ジャニーズのCDデビューしたタレントが、今後の活動が未定のまま、不祥事以外の理由で退所するのは珍しいケースといえる。
29日に30歳の誕生日を迎える田口。24日の生番組の中で「30歳を目前にして、自分の道を選択させていただきました」とあいさつしたことから、30歳の決断として“寿退社”を考えた可能性も否定できず、波紋を広げている。
私生活では07年から8年にわたり、6歳年上の女優・小嶺麗奈(35)と交際中。これまでたびたび週刊誌やメディアをにぎわせてきた。
ジャニーズでもやんちゃで個性の強い異色のアイドルグループとして06年3月にCDデビューしたKAT-TUN。田口はデビュー翌年の07年9月に東京・表参道での小嶺とのデートがフライデーされ、熱愛が発覚した。
08年10月にも手をつないでの焼き鳥デートが写真週刊誌で激写された。09年9月には堂々のハワイ旅行。帰国時、空港で待ち受けた取材陣に、田口はノーコメント。ファンに一言、と水を向けられると「申し訳ありませんでした」と謝罪した。
一時は破局もウワサされたが、今年4月発売の女性誌では、小嶺と小嶺の母親とのお花見ランチの写真が掲載され、“8年愛”が明らかに。都内で2年以上の同棲生活を送っていると報じられるなど、波紋を呼んだ。
KAT-TUNは来年10周年という大きな節目を迎える。亀梨和也が「なぜ今なのか」と悔しさを口にしたように、田口脱退に際し、メンバーから寄せられたコメントでは、田口と3人とのグループに対するプロフェッショナルとしての意識の温度差、危機感の意識の違いなどが浮き彫りになっている。