生謝罪 キムタクがセンターで決意表明
グループ消滅危機の渦中にあるSMAPが急転、存続することが18日、決まった。
ジャニーズ事務所が“独立組”の中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)の残留を認め、木村拓哉(43)とともに活動継続することになった。この日夜、フジテレビ系「SMAP×SMAP」の緊急生放送で5人は騒動を生謝罪。終始、木村がメンバーをリードする形で「これからはただ前を見て進みたい」と決意を語った。
番組冒頭、ファンの購買運動が起こった「世界に一つだけの花」を歌う過去の映像が、フルコーラスでつなぎ合わされ、番組宛てに届いたという、8000通のメッセージの一部が紹介された。
放送開始4分20秒後には、黒のスーツに白シャツ、黒を基調にしたネクタイでそろえた5人が、神妙な面持ちで画面に登場。立ち位置は真ん中が木村で、左端が中居だった。
まずは木村が騒動を謝罪し、番組が生放送に切り替えられた経緯などを説明。続いて、稲垣、香取、中居、草なぎの順にあいさつし、それぞれ頭を下げた。
香取は言葉を詰まらせる場面もあり、草なぎは顔面蒼白(そうはく)に見えた。最後は再び木村が発言して、172秒間の生出演を締めくくった。全員が終始、両手を前で重ねたポーズを保ち続けた。
草なぎは、元からジャニーズ事務所残留を決めていた木村の橋渡しで、ジャニー喜多川社長に謝罪したことを報告。最初と最後に発言をしたのが、リーダーの中居ではなく木村だったことが、騒動の“解決役”となったことを印象づけた。