田口淳之介、KAT-TUN活動終える

 デビュー10周年を迎えたKAT-TUNが25日、テレビ朝日系「ミュージックステーション春の3時間スペシャル」に生出演。4人体制最後のステージでメンバーが瞳を潤ませ、今月末に退所する田口淳之介(30)はKAT-TUNとしての活動を終えた。

 黒の衣装で登場した田口は「これがスタートなんだと希望にあふれたステージになれば」と歌唱前にコメント。司会のタモリ(70)から「(新たな人生の)入口か」と振られると、「出口、田口で~す」と持ちギャグで切り返し笑わせた。

 4人体制ラストステージではデビュー曲「Real Face」を披露。メンバーの上田竜也(32)が肩を組みながら歌唱を終えた。

 田口がはけると、デビュー10周年記念アルバムに収められた楽曲「君のユメ、ぼくのユメ」(作詞・作曲、スガシカオ)を3人で熱唱。号泣の上田は何度も涙をぬぐい、亀梨和也(30)、中丸雄一(32)も瞳を潤ませた。

 最後にタモリから花束を受け取った田口は「3人で頑張ってもらいたい。俺も頑張らなきゃ」とエールを送り、田口の髪の毛をくしゃくしゃにした亀梨が「安心してください。頑張ります」と応えていた。田口は今後の活動は未定としている。

 4人はこの日深夜の放送で最終回を迎えるTBS系「KAT-TUNの世界一タメになる旅」(土曜深夜0・50)の収録を3月上旬に終えている。田口はKAT-TUNとしてのテレビ登場は“タメ旅”が最後となる。

 KAT-TUNは5月1日のライブを最後に充電期間に入る。

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