ジャニーズ野球大会 4年ぶり開催
嵐の二宮和也(32)、KAT-TUNの亀梨和也(30)ら所属タレント106人が参加したジャニーズ野球大会が13日、東京ドームで4年ぶりに行われた。歌手・近藤真彦(51)率いるJ.Redが俳優・中山優馬(22)、亀梨、二宮の3投手による黄金継投で勝利し、4万5000人を熱狂させた。また、女優・吉田羊(年齢非公表)との“連泊愛”を報じられたHey!Say!JUMPの中島裕翔(22)も出場。報道後、初の公の場で奮闘した。
勝利の瞬間、二宮は会心の笑みでこぶしを突き上げた。最終回となった四回裏。嵐代表の左腕がマウンドに上がると、4万5000人が大興奮で出迎えた。Kis-My-Ft2の玉森裕太(26)を打ち取り、最後のバッターのKinKi Kids・堂本光一(37)をセカンドフライに仕留め、4年ぶりの大会を締めくくった。
Redは豪華メンバーによる夢継投でJ.Whiteを撃破した。先発は中山。小学校時代に大阪府の軟式野球大会で1位になった男が三回2死まで熱投した。後輩のピンチに登板した亀梨はNEWS・増田貴久(29)を三振に仕留め、少年野球の世界大会に出場した実績を存分に見せつけた。2点リードの最終回。小学校で約2年間の経験がある二宮がリードを守り、黄金リレーを完成させた。
ジャニーズ事務所と野球の縁は深い。ジャニー喜多川社長(84)が見ていた野球チームのメンバーから初代ジャニーズが誕生した。野球大会は94年から04年まで行われ、09年に5年ぶりに復活。11、12年と経て、今回はプロ野球の開幕に近い時期に開催する運びとなった。
ジャニーズ一丸を実感する大会となった。1月のSMAP解散騒動後、ファンの前でジャニーズタレントが一堂に会するイベントを行うのは今回が初。近藤が「ジャニーズのスポーツマンを見てもらいたい」と語れば、Whiteを率いた少年隊・東山紀之(49)も「先輩後輩と集まるのは、なかなかない」とイベントを楽しんだ。事務所にとって原点ともいえる野球で交流を深めたエンターテイナーたちが、今後も夢を届けていく。