日本最大級のファッションショーイベント「神戸コレクション　２０１５　ＳＵＰＲＩＮＧ／ＳＵＭＭＥＲ」は、今年３月７日、神戸市のワールド記念ホールで開催された。

　蛯原有里、加藤夏希ら約９０人の人気モデルに加え、超新星、加藤ミリヤらのアーティスト、８・６秒バズーカー、バンビーノといった旬のお笑いタレントも多数出演。過去最高となる１万３３４８人の観客を沸かせた。

　オープニングライブには、ゲストアーティストの當山みれいが登場。個性的なステージで会場を盛り上げた。続いて一番最初にランウェイに姿を見せたのは、モデルで俳優の千葉雄大。「神戸の女の子たちがたくさん来ていて、盛り上がってるなって」と、黄色い歓声に照れくさそうに応えていた。

　昨年６月に結婚したばかりの加藤夏希は、大人の色気を漂わせたシックな黒のワンピース姿でランウェイに登場。第１回からほぼ毎回出場している“ホーム”のステージだけに、余裕たっぷりの笑顔で歩いた。夫婦円満の秘けつについて「あきらめること、ですかね（笑）」の意味深！？なコメントを残した。

　さらにゲストとして、元＆現AKBのファッションリーダーが登場し、話題となった。

　歌手の板野友美は、２ｎｄステージ中盤のトークコーナーに登場。トレードマークだった鮮やかな茶髪ではなく、ほぼ黒髪に近いほど暗い髪色で、会場のファンを驚かせた。

　同ステージのトリを飾った小嶋陽菜は、自らファッションブランド「ＭＥＲＣＵＲＹＤＵＯ」とコラボして作成し、「大人っぽく、春らしさ出した感じ」というオールホワイトの大胆な肩出しツーピース姿でランウェイを闊歩。手には、３月２４日発売の写真集「どうする？」を持つという異例のスタイルだった。時に手を振り、時に投げキッスをするなど、色気と愛きょうたっぷりに観客を魅了した。

　３ｒｄステージにはリズムネタ「ラッスンゴレライ」で大ブレークした８・６秒バズーカーが出演。直後にはバンビーノが同じステージで「ラッスンゴレライ」を“完パクリ”するなど、一転してバラエティー色の強いショーとなった。

　　４ｔｈステージでは、モデルの石田ニコルが下着ブランド「ワコール」のショーに登場。上半身はブラジャー姿で、見事なプロポーションを披露し、「全然恥ずかしくないんですよね！」とノリノリだった。大トリにはフィナーレシークレットゲストとして、俳優の溝端淳平が登場。“キメ顔”からの投げキッスで、会場中の若い女性ファンをとりこにした。