「神戸コレクション」（５日、神戸ワールド記念ホール）

　吉本新喜劇の“ぽっちゃり女王”酒井藍（２８）が、スペシャルゲストとして登場した。

　浦浜アリサ（２５）らモデル５人が軽やかにかっ歩した直後、ランウェイに登場したのは、推定体重１００キロ超の新喜劇女優・酒井だった。タテジマのシャツ姿でポシェットを肩に掛け、頭には花飾りをあしらったモデル仕様。大きな歓声を浴びながら、笑顔でステージを務めた。

　ステージを終えた酒井は「良かったですけど、緊張しました」とホッとした表情。浦浜から「緊張してるっておっしゃったんですけど、全然そんな感じが見えなくて、楽しそうでした。コロコロしてて、豚さんみたいで」とジョークで突っ込まれると、「そうそう、ぶうぶうぶう…、私、人間ですねん！」と、得意のノリツッコミギャグを披露して笑わせた。

　本職の浦浜の隣に立ち、「同じ人間とは思えない」とぼやいた酒井だが、浦浜から「新喜劇に参加できたみたいで、うれしかったです」と言われ、ニッコリ笑ってステージを後にした。