女優の中山美穂（４４）が、２００２年に結婚した芥川賞作家でミュージシャンの辻仁成（５４）と離婚することが２７日、分かった。

　関係者によれば、すでに協議を始めているが、住まいのある仏パリで生まれ育った長男（１０）の問題などもあり、離婚届を出すのは「しばらく先になるのでは」という。結婚生活１２年での破局の原因については「生活のすれ違いから生まれた、心の溝が埋められなくなった」とされるが、辻の女性関係を指摘する声もある。

　中山はこの日、ツイッターで「自分の人生をしっかり生きること。それより良い先はない。全て受け止める。ごめんなさい。ありがとう。」と意味深につぶやいた。一方の辻は、４月１１日開幕の舞台「海峡の光」で原作・脚本・演出を務めているため、現在、日本に滞在しているが、この日は稽古が休みで姿を見せなかった。

　中山は今月２４日に都内でＣＭ発表会見を行った際、長男との生活を明かしていたが、辻のことには触れなかった。また「もう１回、日本に住みたい？」と聞かれ「そうですね。まだ分からないけど、いつかは住むと思う」と話していた。

　２人は０１年１０月、雑誌の対談で意気投合し、交際。翌０２年６月に結婚した。その後、パリに移住。０４年１月に長男が誕生していた。