協議離婚が成立した元シブがき隊でタレント・布川敏和（４８）と妻のタレント・つちやかおり（４９）が２３日、都内で別々に離婚報告会見を行った。離婚届けはこの日午前中に、つちやが提出。未成年の次女の親権はつちや、養育費は布川が持つ。慰謝料はない。５月１日に“時間差会見”をしてから５３日。不倫疑惑が報じられたつちやは、晴れて独身となり、笑顔で恋活宣言。一方の布川は、つちやの意志が固く離婚に至ったと明かすなど、対照的な表情で別離を報告した。

　夫婦生活にピリオドを打った日とは思えないほど、“恋する乙女モード”全開だった。

　手つなぎ不倫デートが報じられたお相手で、５月１日の釈明会見で「大切な方」と表現した男性への気持ちが変わらないかを問われると、つちやは「フフッ」と満面に笑みを浮かべた。騒動後は会っておらず、再婚は否定したものの、電話で連絡を取り合っていることも明かした。

　「恋人？そうなっていけばいいんじゃないですかね。ゆっくり考えたい」と交際願望を隠さずに、「（恋を）頑張ります！！」と“独身初日”に恋活を宣言。一部で、男性とは疎遠状態とも報じられたが、「どうとってもらっても構いません」と煙に巻いた。

　「こんなにあっけないかなと思いましたけど、穏やかな気持ちでした」と離婚届を出した時の思いを語ったが、離婚原因については「２人の中で収めておきましょうと話しました。私も反省すべきことがたくさんあります」と歯切れが悪かった。

　布川の会見は見ていなかったというが、つちやへの感謝の言葉を繰り返したことを伝え聞くと、「最後に私のこと考えてくれましたし、何１０年かぶりにカッコイイと思いました」と恥ずかしそうに両手で顔を覆った。一方で、左手薬指に光らせていたゴールドの指輪については「娘がいろんなものを込めてくれたもの」と説明。布川への未練ではないことを強調した。