歌手で女優の中山美穂（４４）と、夫で芥川賞作家、ミュージシャンの辻仁成（５４）が離婚したことが８日、分かった。この日、辻が公式ブログ「愛情路線」を更新し、離婚届を提出したことを公表したもの。スターカップルの結婚生活には、１２年でピリオドが打たれた。

　辻は「いつも応援してくださっている皆様へ」と書き出し「本日、離婚届けにサインをし、提出いたしました」と、離婚が成立したことを明らかにした。

　２人の間には長男（１０）がいるが、辻は「今後は息子とふたりで生きていくことになります」と、長男の親権を得たことを示唆した。「ぼくと生きたいと望んでくれた息子の気持ちにこたえられるよう、父親としても頑張りたいと思います」と、長男が辻との生活を選んだことを明記している。

　中山と辻は２００１年、雑誌の対談で意気投合し、翌０２年６月に結婚。０４年１月には長男が誕生した。

　今年３月、離婚に向けて協議していることが発覚。その後、中山も辻も何度か報道陣の前に姿を見せたが、離婚について口を開くことはなかった。中山は離婚届に判を押して辻に預けており、提出する時期については辻にゆだねている状態だったという。

　中山の所属事務所はこの日、本紙の取材に対し、中山がＮＨＫ・ＢＳプレミアムの主演ドラマ「プラトニック」の撮影を既に終えて、在住するフランスのパリに戻っていることを明かした。