節分の３日、各地で多くの芸能人が「鬼は～外！福は～内！」と豆まきを行い、無病息災を願った。故石原裕次郎さんが眠る横浜市の総持寺では俳優の舘ひろし（６４）、神田正輝（６４）ら石原軍団が参加し、徳重聡（３６）と金児憲史＝のりひと＝（３６）の２人がダブルで結婚を発表。裕次郎さんの墓前に報告した。

　囲み取材の冒頭で突然、舘が「実を言うと…神田が結婚します！！」と発表した。ざわつく報道陣。「違うだろ！！」と突っ込む神田。してやったりの顔で舘は「徳重でした」と弟分の結婚を明かした。

　お相手は交際２０年になる高校の同級生。徳重は１３年に一般人の恋人の存在を明かし、前年の節分では破局を告白していたが、晴れて昨年暮れに入籍。普段はクールな徳重も「僕と違って（妻は）しょう油顔。好みの女性は？と聞かれた時は、彼女のことを思い浮かべていました」と笑みを隠しきれなかった。

　続けて金児も結婚を発表した。０６年のドラマ「下北サンデーズ」で共演した女優の楊原＝やなぎはら＝京子（３２）との８年愛を実らせた。昨年の金児の誕生日に入籍し、地元・広島の厳島神社で挙式。「ずっと結婚したいと思っていた。彼女の心の準備ができた時、逆に指輪をくれました」と“逆プロポーズ”だったという。

　００年に「２１世紀の裕次郎を探せ！」オーディションで応募総数５万人以上からグランプリと準グランプリに輝いた２人は、裕次郎さんの墓前に結婚を報告。照れる後輩たちを横目に、舘は「神田はもう諦めました」と絶妙なオチで笑わせた。