石原プロ所属の俳優・徳重聡（３６）が３日、豆まきに参加した横浜市鶴見区の総持寺で、高校時代の同級生と昨年暮れに結婚していたことを発表した。高校時代から２０年近い交際を経てゴールインとなった。

　徳重は昨年の豆まきで、交際していた一般女性と「終わりました」と別れたと話していたが、その女性が結婚相手。「破局はしてなかったんですが、ぎくしゃくしていた。正直、別れた時期もあります」と振り返った。破局を経験しながらも、高校時代からの約２０年にわたる純愛を実らせての結婚。「そろそろ結婚しますか」とプロポーズしたという。

　結婚まで長くかかったことに、「２０代の頃は結婚なんて早いと思っていた。（彼女は）ずっと待ってくれていた。ふわっとしてるようで、芯がある。とても明るい人」と長すぎる春を待ち続けてきたお相手に感謝の気持ちを示した。

　お相手は「ぼくはソース顔だけど、彼女はしょうゆ顔。いつも『好きなタイプは？』と聞かれ、『しょうゆ顔』と答えていましたが、いつも彼女の顔を思い浮かべていました」と照れながら明かした。

　徳重は２０００年、石原プロが実施した「２１世紀の裕次郎を探せ！」オーディションで応募総数５万２００５人の中からグランプリを獲得。０４年公開の映画「レディー・ジョーカー」で俳優デビューした。

　総持寺は裕次郎さんの墓があり、石原軍団で豆まきを行うのが恒例行事。徳重は会見後、「今から裕次郎さん（の墓）に報告します」とすっきりした表情で語っていた。

　【徳重聡（とくしげ・さとし）】１９７８年７月２８日生まれ。静岡県出身。高校、大学とサッカー部に所属し活躍。２０００年に行われた「２１世紀の石原裕次郎を探せ！」でグランプリ獲得。