歌手で俳優の福山雅治（４６）が２８日、女優の吹石一恵（３３）と電撃結婚した。大安でもあった吹石の誕生日に合わせた“バースデー婚”で、都内の区役所に婚姻届を提出。報道各社に両者の直筆署名入りＦＡＸを送り報告した。関係者によると、吹石は妊娠しておらず、挙式・披露宴の予定はない。まだ同居もしていないという。今年は福山にとってデビュー２５周年の節目。アニバーサリーイヤー最大のサプライズとなった。

　“最後の大物独身”が電撃結婚した。福山が自身の楽曲タイトルのように「家族になろうよ」と…プロポーズしたかは定かではないが、お相手は、かねて交際のうわさがあった吹石。福山は報道各社へのＦＡＸで「友人関係から始まり、数年前よりお付き合いが続いていく中で、いつしか人生を支え合う存在として意識するようになりました」と結婚に踏み切るまでの心境を明かしている。

　２００１年に雑誌「ａｎ・ａｎ」の企画で出会った２人だが、関係者によると、親しくなったのはここ数年。知人の紹介で再会し、友人関係から交際に発展したという。

　福山は私生活の秘密主義を徹底していることで知られ、映画や音楽業界では「こんなにプライベートが謎の人はいない」という“ましゃ伝説”が語り草。都内に複数の家を持ち、マスコミに気付かれたらすぐに引き払うとも言われている。

　それでも１２年１月に写真週刊誌で福山のマンションに出入りする吹石の姿が“超厳戒忍び愛”の見出しで報じられ、熱愛がうわさされるようになった。一時は吹石との破局説が流れ、女優の小西真奈美（３６）や名古屋在住の一般女性との結婚報道もあったが、順調に愛をはぐくんでいたようだ。

　福山は「皆様にご指導ご鞭撻（べんたつ）を頂きながら、ささやかながらも明るい家庭を築いていければと思っております」と決意表明。吹石も「人間としてより成長し、あたたかく笑顔の絶えない家庭を作っていけたらと思っております」とコメントしている。

　１３年には吹石との出会いのきっかけとなった「ａｎ・ａｎ」の、「男が結婚を決める理由」特集に登場。理想の結婚相手を「優しくて健康で、料理も家事も上手で、実はエロい、みたいな人」と語っている。

　１３歳差の美男美女カップル。１０月４日放送のＴＯＫＹＯ　ＦＭ「福山雅治のＳＵＺＵＫＩ　ＴＡＬＫＩＮＧ　Ｆ．Ｍ．」での福山の発言が注目される。