浪花のモーツァルトはモーツァルトが嫌いだった!キダ・タロー秘話まとめ
“浪花のモーツァルト”として有名な作曲家キダ・タロー氏。「かに道楽」など関西人なら誰もが曲を知っているが、キダ氏本人のことは意外と知られていない。知られざる素顔をまとめてみた。
公開日:2017.9.20
【2017年5月22日デイリースポーツ紙面より】
「そうです。3番まであります。本来の長さは3分半から4分はあったと思います。放送するにあたって1曲まるまる放送したらお金めっちゃかかりますやん。一番短い5秒以内にして、100回放送したほうがフルコーラスの曲を10回やるよりもはるかに効率がいいわけです」
「『プロポーズ大作戦』は典型的なアメリカのポピュラーソングの形式」
【2017年5月29日デイリースポーツ紙面より】
「トロンボーンはオクターブ下のシが半音下がった音が『ブゥー』と鳴るんです。いわゆる超低音。ものすごい好きな音です。最初のテーマがあって次の展開部、タララーララララララーラララララーラーラーララー、『ブゥー』と鳴らしたかった。これに合わせてキーを設定しました。あの曲は典型的なアメリカのポピュラーソングの形式です。歌いやすくて聞きやすい」
戦後、進駐軍専用のキャバレーでピアノを弾いていた。
【2017年5月29日デイリースポーツ紙面より】
「戦後、私はバンドでピアノをひいていました。進駐軍専用のキャバレーで、メキシカンの人がよく来ていたんです」
『アホの坂田』は『メキシカン・ハット・ダンス』のパロディ
【2017年5月29日デイリースポーツ紙面より】
「大阪弁の『アホ』は『ホ』にアクセントがある。『ア』ではない。そう思った時にメキシカン・ハット・ダンスの『タラッ、タラッ』のメロディーが出てきたんです」
『アホの坂田』は発売後すぐに発禁となった
【2017年5月29日デイリースポーツ紙面より】
「全国校長会から抗議がありまして。坂田という名前の子供がいじめられるからやめてくれと。発売してすぐでした」