女優の藤吉久美子（５６）が１４日、東京・羽田空港で取材に応じ、週刊文春で不倫疑惑を報じられたことに、「私の軽率な行動でご迷惑をかけ申し訳ございません」と涙を何度も拭いながら謝罪した。藤吉は終始、消え入るようなか細い声だった。

　夫でタレントの太川陽介（５８）が会見を開いてから約７時間後の午後１１時過ぎ、仕事先の福岡から帰ってきた藤吉は涙を流しながら報道陣約６０人の前に姿を見せた。藤吉は終始、ハンカチで涙を拭っていた。また、太川がいる自宅に帰るのかとの質問には首を縦に振ってうなずいた。離婚は首を振って否定し、「私は彼がいないと生きていけない」と話していた。

　強制わいせつ容疑で警視庁に書類送検されたＴＯＫＩＯの山口達也（４６）が４月２６日、東京都内で会見を開いた。自宅マンションで女子高生に無理やりキスなどをしたとされ、飲酒もすすめたとされる山口。会見場に入ると冒頭で深く３０秒ほど頭を下げた。

　　冒頭で弁護人が事件の背景について説明した。事件が起こったのは２月１２日。山口は飲酒のために１月１５日から入院。事件が起こった日はちょうど退院した日だった。朝の仕事を終え、自宅で酒を飲んでくつろいでいたところ、かねて知り合いだった当該の女子高生に電話。「家で話さないか」と誘ったという。事務所は山口を無期限の芸能活動謹慎とすることを決めたと明らかにした。

　ＴＯＫＩＯの城島茂（４７）、国分太一（４３）、松岡昌宏（４１）、長瀬智也（３９）が５月２日、都内のホテルで会見し、強制わいせつ罪で書類送検され、起訴猶予処分となった山口達也（４６）の事件について謝罪した。４月３０日、事件後初めて５人で話し合った際、山口は土下座で謝罪し、「ＴＯＫＩＯ辞めます」とリーダーの城島に辞表を託したという。脱退の結論はまだ出ていないことも説明した（６日に契約解除）。