反社会勢力のパーティーで会社を通さない闇営業をしていたとして、吉本興業との契約が解消となったお笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之（４９）が７月２０日、謹慎処分中のロンドンブーツ１号２号の田村亮（４７）とともに東京都内で謝罪会見を開いた。

　２人は黒いスーツで登場。冒頭で頭を下げた。宮迫は詐欺の被害者に向け、「被害にあった方、親族の方々にとんでもない不快な思いをさせてしまいました。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。宮迫は「今回の騒動はすべて僕の保身からくる軽率なウソから始まりました」と反省した。亮も「僕の弱い部分のせいで、その行動のせいで不快になられた方にお詫びします」と頭を下げた。

　吉本興業・岡本昭彦社長（５３）が７月２２日午後２時半から都内で記者会見を開き、反社会勢力との闇営業で契約を解除した雨上がり決死隊・宮迫博之、謹慎処分中のロンドンブーツ１号２号・田村亮について、２人の処分を撤回することを発表した。また「芸人、タレントファーストでなかった。心からお詫びします」と涙をぬぐいながら謝罪した。

　お笑いコンビ、チュートリアルの徳井義実（４４）が、東京国税局に２０１８年までの７年間で計約１億２０００万円の申告漏れを指摘されていたことが１０月２３日、分かった。追徴税額は、重加算税などを含め約３７００万円。修正申告などはすでに済ませたとみられる。徳井は同日夜、大阪市の吉本興業大阪本社で会見し、謝罪。「怠慢により納税できず」などとし、意図的な所得隠しについては否定した。