久保隼×坂口佳穂(1)一度はボクシングを辞め…ホームレスと縄張り争いしてました
今年4月に無敗のまま王座を獲得したボクシングのWBA世界スーパーバンタム級王者・久保隼(27)=真正=が9月3日に控える初防衛戦を前にロングインタビューに応じた。ビーチバレーで2020年東京五輪出場を目指す坂口佳穂(21)=マイナビ=が今回がインタビュー取材に初挑戦し、王者の内面に迫った。競技は違えど、アスリートしての共通項のある両者。“ポスト長谷川穂積”としての道を歩み始めた王者が、“ビーチの新妖精”に等身大の自身を語った様子を全3回の動画で紹介する。
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久保隼(くぼ・しゅん)1990年4月8日、京都市出身。元アマチュアボクサーの父憲次郎さんの影響で中学2年からボクシングを始める。南京都高(現京都広学館高)3年でインターハイ準優勝。東洋大を経て13年5月にプロデビュー。15年12月に東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得し、2度防衛。17年4月に世界初挑戦でネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)を11回TKOで破り、WBA世界スーパーバンタム級王座を獲得。戦績は12戦12勝(9KO)。身長176センチ。左ボクサーファイター。
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坂口佳穂(さかぐち・かほ)1996年3月25日、宮崎県串間市出身。小学1年から中学3年までバレーボール部に所属し、高校時代はダンス部に所属。同時にタレント活動も行い「BSブランチ」(BS-TBS)で「BSブランチガール」を務めた。14年4月に元ビーチバレー日本代表監督の瀬戸山正二氏理事長を務める「川崎ビーチスポーツクラブビーチバレーアカデミー」に入り、ビーチバレー選手として活動を始める。武蔵野大法学部政治学科在学中。今季のジャパンツアーは5位が最高。身長172センチ、体重58キロ。