“霊長類最強”吉田沙保里、引退会見「レスリングは全てやり尽くした」
レスリング女子で五輪3連覇を達成し、引退を表明した吉田沙保里(36)=至学館大職=が10日、都内で引退会見を行った。
白いジャケット姿で登壇した吉田は「私、吉田沙保里はこの度、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました」と報告。自国で開催される東京五輪への思いや、銀メダルに終わったリオ五輪からの雪辱を期待する声があることなど葛藤もあったというが、「自分自身と向き合った時にレスリングは全てやり尽くしたという思いが強く、引退することを決断いたしました」と心境を語った。