日本サッカー協会が９日、都内で会見を開き、１８日にＩＡＩスタジアム日本平でＵ－２２アルゼンチン代表と対戦するＵ－２２日本代表のメンバーを発表した。ＦＷの１人に１９歳の福田師王（ボルシアＭＧ）が選ばれた。

　福田は鹿児島・神村学園から、Ｊリーグクラブを経ないでドイツへ渡り、ボルシアＭＧに加入。現在はボルシアＭＧ２と呼ばれるリザーブチームで成長を重ねている。

　大岩剛監督は「しっかりと戦える。我々のグループに入れる」と、現時点での力量での招集であると説明。Ｕ-１８時代に見た経験があることを踏まえ、「得点をとることは高校レベルではないと感じていました。今の映像を見ると点を取るという彼の特長もありつつ、おそらくチームで求められているトランジションの部分は目に見えて成長していると感じました。あとは体つきも一回り大きくなったような印象を受けました」と語った。

　また招集できることを「こういうチャンスを私がいただいた」と表現し、「彼の今後の成長に何かの刺激を与えられたらいいなと、今現在は思っています」とした。