木梨憲武が自伝発売 石橋貴明への思い語る 執筆時はとんねるず2人ですり合わせなし「勝手に書かせていただきました」

 とんねるずの木梨憲武が27日、初の本格自伝となる「みなさんのおかげです 木梨憲武自伝」(小学館)の発売に際して代官山蔦屋書店での取材会に出席した。

 還暦を記念したもので、自身の子供の頃から、今に至るまでを回顧。さらに、妻の安田成美さんや、相方・石橋貴明への思いも綴っている。

 レギュラー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」が終了してから、コンビでの活動が貴重になっている中で、本の中では多くの紙幅を割いてタカさんについて記述し「石橋貴明」と言う章もたてられている。

 執筆にあたって「勝手に書かせていただきました」と語り、すり合わせも石橋とはしなかったと言う木梨。ただ、「石橋貴明と秋元(康)さんが(作戦を)深く練っていましたから。その横に僕がいたようなスタンス」と、とんねるずを引っ張っていたのは相方だったと振り返り、将来的な2人揃っての音楽活動も否定しなかった。

 取材会の後は抽選で当選した350人の購入者に、書籍のお渡し会を行った。

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