斉藤レイ【全日本】右肩負傷で20日三冠戦欠場&世界タッグ返上 兄・ジュンが代わって三冠挑戦表明
全日本プロレスが11日、人気タッグ“斉藤ブラザーズ”の弟・斉藤レイが、9日の試合での負傷について「右肩関節脱臼」と診断されたと発表した。以前からの古傷を抱えていた箇所であることも考慮し、レイが三冠に挑む予定だった2月20日の後楽園大会、世界タッグの防衛戦が組まれていた25日の京都大会を含む「エキサイトシリーズ2024」を欠場、また兄のジュンと保持していた世界タッグ王座を返上すると発表した。
2人揃っての会見で、レイはファンへ向けて「申し訳ないことをしました」と頭を下げた。ジュンはレイに向け、「悔しくてしょうがないだろうが、お前のその気持ちも、こいつを応援しているファンの気持ちも俺が背負ってやる。全日本プロレス。三冠戦。斉藤ブラザーズ兄のこの俺に挑戦させろ。俺が弟の代わりに(王者の)中嶋勝彦をきっちりと叩き潰してやる」と三冠挑戦に名乗りをあげた。
レイは脱臼の全治は「およそ3週間」と明かした上で、復帰については「今後の方の具合をみて」決めるとした。
かねて、レイが三冠を奪取した後は、ジュンと双子での三冠戦を行うことを目標にしていた。ジュンは「弟は必ずリングに戻ってくる。俺が中嶋勝彦をきっちり叩き潰して三冠王者になった暁には、弟の挑戦を受けて、いずれ2人でタイトルマッチをやってやるよ」と力強く語った。