ジュリア&林下詩美【マリーゴールド旗揚げ戦】Sareee&ボジラに苦杯、シングルで雪辱誓う

 「プロレス・マリーゴールド」(20日、後楽園ホール)

 女子プロレスの新団体「マリーゴールド」が旗揚げ戦を行った。メーンでは団体の2枚看板と言えるジュリアと林下詩美がタッグで登場。Sareeeとボジラを迎え撃ったが、最後はジュリアがSareeeのリストクラッチ式裏投げから抑え込まれた。

 身長181センチ、体重91キロの巨体を武器に大暴れしたボジラと、日米での実績があるSareeeに魂でぶつかったが、跳ね返された。悔しさを爆発させながら、ジュリアは試合後、Sareeeに定期参戦を要求。これをSareeeも受け止め、両者の因縁は今後も継続することになった。

 またこの日、マリーゴールド・ワールド選手権、同ユナイテッドナショナル選手権のベルトがお披露目された。初のビッグマッチとなる7・13両国国技館大会で、いずれかの初代王座をかけてのジュリアとSareeeの一騎打ちが濃厚な情勢だ。

 バックステージでも「いやぁ~悔しい…」とうめいたジュリア。さまざまな人の支えで旗揚げまでこぎつけることができて感極まっていたというが、「今日負けたことが本当に悔しい。感極まってたものが悔しさで全部ぶっとんだ。この悔しさ忘れない」と胸の内を明かした。

 林下もジュリアとのタッグに充実感をただよわせつつ「次はまた対角で」と鎬を削っていくことを呼びかけた。Sareeeに対しても「マリーゴールドに来てくれるんだったら、今日は私まだ、全然、Sareeeとやりあえてないから、私にもその戦いを教えてくださいよ」と対戦を求めた。

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