「プロレス・マリーゴールド」（１１日、後楽園ホール）

　米メジャー団体のWWEで活躍するイヨ・スカイが７月１３日の両国国技館大会に参戦し、林下詩美とシングルマッチを行うことが発表された。

　この日はメーンで、高橋奈七永とのパッション注入マッチに臨んだ林下。ハイジャックボムを決めて３カウントを奪うと、さらなるサプライズが待っていた。実況席のロッシー小川代表から、両国での対戦相手を用意したと告げられ、場内は暗転。スクリーンにイヨ・スカイの参戦を伝える本人出演のビデオメッセージがうつしだされた。

　プロレスラーとしての「長年の夢」だったというイヨ・スカイとの対戦が実現し、頭を抱え半信半疑といった様子の林下。バックステージでも「本当に大きな一番の夢だった」と思いを絞り出し、「すごいうれしいし、もちろんすごく緊張もしてるし、いろんな気持ちが自分の中に入ってます。でもでも。夢叶えるだけで私は終わらせない。イヨさんとの両国での試合。夢を叶えた上で、歴史に、イヨさんにこの林下詩美、しっかりと刻み込みたいと思います」と宣言した。

　取材に応じた小川氏は「今日の朝１１時に映像をとりまして。それで発表にいたった」と舞台裏を明かした。「両国をやるということでね。WWEから選手がきたら最高だなという思いがずっとあったので、それが実現するっていうことで非常に嬉しく思うし、両国をやる意義があったなと」と語った。