井岡一翔がマルティネスに完敗で王座失う 今後は「考えてたことが全くの白紙になったので、考えようがない」涙の意味も語る

 「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)

 WBA王者の井岡一翔(35)=志成=がIBF王者のフェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=との統一戦に判定0-3で敗れ、2度目の防衛に失敗し、王座から陥落した。井岡はプロ通算成績は31勝(16KO)3敗1分けとなった。

 今後に向けた気持ちについて「自分が考えてたことが全くの白紙になったので、考えようがないです」。マルティネスへの再戦要求についても、今の時点ですぐに求める気持ちにはなれないとした。

 また、花道での涙については「そりゃ泣きますよ。悔しいですもん」と率直に答えた。これまで支えてもらった人、応援してくれた人たちに応えられなかったことへの悔しさを挙げ「その涙があふれました」と語った。

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