「ボクシング・ＷＢＣ世界バンタム級タイトルマッチ」（２０日、両国国技館）

　１位のビンセント・アストロラビオ（フィリピン）の挑戦を受けて初防衛戦を行う王者・中谷潤人（Ｍ・Ｔ）が１０日、相模原市のＭ・Ｔジムで練習を公開し、取材にも応じた。

　米国で練習を積んでから試合前に帰国するスタイルで準備をした。米国ではややスパーリングを控え、サンドバッグ打ちを中心にパワーを発揮したパンチや動きを練習してきたという。

　中谷は「ノックアウト（ＫＯ）するシーンをしっかりお見せしていきたい」という狙いがあると語り、「どういう状況になっても力強いパンチを出していけるように」スタミナ強化やパンチをしっかり打っていくことを徹底してきたと明かした。