クリア前後でまるで別人【ボクシング】寺地拳四朗の相手ロサレスが苦心の計量パスで満面の笑み
「ボクシング・WBC世界フライ級王座決定戦」(13日、有明アリーナ)
2日連続の興行「Prime Video Boxing 10」1日目として行われる試合の前日計量が行われ、WBC世界フライ級王座決定戦に出場する寺地拳四朗とクリストファー・ロサレスが前日計量に姿を見せた。
寺地が先にはかりに乗ってクリアすると、続いてはロサレス。神妙な面持ちで下着を脱いで体重を確認するとフライ級のリミット50・8kgでなんとかクリア。ロサレスは力強く拳を握りしめていた。
その後の写真撮影では、かかっていた雲が全て拭い去られたかのような晴れやかな表情をロサレスは見せていた。ボクサーにとって、いかに減量が過酷かを思い知らせてくれるシーンだった。