皇治 “レジェンド”ブアカーオと激闘ドロー「笑われても戦ったらいいことある」と見せたい
「格闘技・JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(19日、横浜BUNTAI)
MMAのRIZIN、異種格闘技の巌流島、グラップリングのQUINTET、立ち技のK-1が賛同して立ち上げられた“日本格闘技の総合博覧会”イベントの第1弾が開催された。
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メインではK-1やRIZINで人気の皇治が、K-1レジェンドのブアカーオ・バンチャメークと、ボクシングに準じたルールの70キロ契約3分3回戦で対戦。ブアカーオの強打を耐えしのぎ打ち合った皇治は3ラウンドを戦い抜いて、判定なしのため引き分けた。
「俺、もう死ぬで!」と会見場に現れた皇治。「ステロイドせな、試合したらあかんわ。あいつとは。(それは)冗談で。ステロイドとかなくても、最低限じゃないですか?」と結果を自己評価した。「無茶苦茶パンチ重いし、すごいジャブとかも多少なり当たってたと思うけど、全然きいてる気もせえへんかった」と体格も上位の相手のタフネスにも舌を巻いた。
このような試合をする意味として、「僕みたいにバカにされて、笑われても戦ったらいいことあるっていうことを見せていきたいなという意味でリングに上がったので。最低限の勇気を見せるっていう。でかいやつに立ち向かうっていうところは見せられたんちゃうかなと思ってますけど」と語った。