明大・宗山塁に楽天が“即”指名あいさつ 石井一久SD「僕と違って爽やか」とにんまり 森井誠之球団社長が交渉権獲得のくじを手渡し
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(24日、都内ホテル)
5球団競合の末、宗山塁内野手=明大=の交渉権を獲得した楽天の森井誠之球団社長と石井一久シニアディレクターが即日で指名あいさつに訪れた。
まだドラフト会場では育成選手の選択会議が行われている中、森井社長と石井SDは宗山の待つ明大駿河台キャンパスに到着。ガッチリと握手を交わすと、別室で指名あいさつが行われた。
宗山の印象を問われた石井SDは「僕と違って爽やかだなと」とにんまり。「『宗山選手に価値がある』、『宗山選手を見たいんだ』っていう、小さな子が宗山選手みたいになるんだというようなスケールの大きな選手になってほしい」と期待した。
◆宗山 塁(むねやま・るい)2003年2月27日生まれ。21歳。広島県三次市出身。175センチ、80キロ。右投げ左打ち。小学1年から三良坂少年野球クラブで野球を始め、中学時代は軟式の高陽スカイバンズでプレー。広陵では1年夏からベンチ入りし、同年夏と2年春に甲子園出場。明大では1年春途中からレギュラーをつかみ、2年春は首位打者。ベストナインは3度。今年3月に侍ジャパントップチームに選出されるも、オープン戦で受けた死球による右肩甲骨骨折が判明し欠場。