「プロレス・ノア」（２８日、新宿ＦＡＣＥ)

　マスクマン２人のクリストバル、アレハンドロ組と、宮脇純太、大和田侑の若手２人のタッグによる「マスカラ・コントラ・カベジェラ」（マスク剥ぎｖｓ髪切り）マッチは、宮脇・大和田が勝利。敗れたマスクマンタッグの２人がシングル戦で戦い、敗れたクリストバルがマスクを脱ぐことになった。

　しかし、マスクを脱ぎさった次の瞬間、場内は暗転。しばらくしてから照明がつくと黒のマスクをかぶった男が立っていた。ブラックめんそーれだ。鳴り響くテーマソングに合わせて「シャー」とハブが威嚇する音を叫びながら引き揚げた。

　バックステージでは「俺はなぜ、こんな格好をしているんだ。俺はなぜここにいるんだ。教えてくれよ。なんなんだよ。これは一体」と叫んだブラックめんそーれ。「ブラックめんそーれ。また、ＮＯＡＨの会場、帰ってくるからな。楽しみにしとけよ！シャー！」と言いたいことを言って去っていった。

　残されたアレハンドロは「クリストバル物語、今日で終わりなんですか？」とぽつり。「これからはクリストバルの思いも背負って。アレハンドロとカイ・フジムラでＮＯＡＨジュニア、頂点、目指していきますよ」と前を向いたが「クリストバル！」と仲間への込み上げる思いも抑えきれない様子だった。