総合格闘技のＲＩＺＩＮが５日、会見を開き、２０２４年の大晦日大会を「ＲＩＺＩＮ　ＤＥＣＡＤＥ」（ライジン　ディケイド）と銘打って開催し、フェザー級王者の鈴木千裕とクレベル・コイケがタイトルマッチを行うと発表した。

　榊原ＣＥＯは「ＲＩＺＩＮが自分たちの中でつくりだした極上のカード。これは最強のチャレンジャー、クレベル・コイケが鈴木千裕と戦う。僕の中ではこのカードが今年１０回目の大晦日を締めくくるメインカード」と期待した。

　クレベルは「私また、ベルト（王者）に戻りたいです」と語った。

　鈴木は「前回、最後にクレベル選手と試合した時にノーコンテスト（クレベルに体重超過があったため、試合は勝利したが結果に残らなかった）でしたけど、自分の中では負けを認めているので。大晦日、リベンジして本当のチャンピオンに自分はなるので」と決意表明した。

　クレベルは鈴木が王者になってから自分から逃げていると主張していたが、この会見では「彼が大晦日で待ってます」「ごめんね。今本当、（あなたは）漢です」。鈴木は「俺、逃げたことありますか？ないじゃないですか。そういうことです」と闘志をみなぎらせていた。