北野武監督 吉村作治先生に「クフ王かと思いました」古代エジプトVR体験
映画監督の北野武氏が21日、XR(クロスリアリティ)体験施設「IMMERSIVE JOURNEY」(イマーシブ ジャーニー、12月1日開館、横浜市・アソビル3F)の開館発表会に出席した。
開館第1弾として提供されるのがクフ王のピラミッドを中心に古代エジプトの映像を体験できる「ホライゾン・オブ・クフ」。同作品で日本語訳を担当したエジプト考古学者の吉村作治氏も登壇した。
北野監督は吉村氏と握手をすると、それまでにクフ王の墓をめぐる自身の調査について熱弁していた吉村氏を見て「クフ王かと思いました」と一言。会場内の笑いをさそった。
過去に2度、エジプトを訪問したことがあるという北野監督は、現地に到着した際に“日本語を使う押し売りがいるから気をつけて”というアドバイスを受け、迎えに来た吉村氏を追い返してしまったというトークを披露。吉村氏によるとこれは北野監督のジョークだというが、何度もエジプトに関する特番でタッグを組んだ2人の絆を感じさせた。
実際にVR映像も体験し、その技術力に舌を巻いていた。
なお、「ホライゾン・オブ・クフ」に登場するガイド役の声優をファイルーズあい、バステト役を沢城みゆきが担当している。