みるきー「演技のお仕事したいんです」
9月に開催されたAKB48グループの「第5回 じゃんけん大会」を制したNMB48・SKE48兼任の渡辺美優紀(21)の、優勝特典であるソロデビュー曲「やさしくするよりキスをして」が24日に発売される。クリスマスイブが忘れられない記念日となるみるきーが、目指すアイドル像や来年の抱負をこのほどデイリースポーツに語った。
2014年強運No.1アイドルのツキは、年末もまだまだ続いているようだ。じゃんけん大会制覇から3カ月、クリスマスイブにソロデビューというドラマチックな展開に「スタッフさんが合わせてくれたわけじゃなく、偶然なんですけど、また“持ってるな”と思いました」と誇らしげ。「サンタさんがみんなのお家にCDを届けてくれるんじゃないかな?」と、最高の聖夜を思い描いた。
「やさしく-」は1980年代のアイドル歌謡曲をほうふつさせる楽曲だ。ジャケット写真も特注ウイッグによる“聖子ちゃんカット”で飾っており「『この髪型似合うかな?』と不安でしたが、いざやってみると『似合うやん』と気に入ってしまいました」と自画自賛。松田聖子ファンの母親(43)も大喜びしてくれたといい「聖子さんのようなキラキラしたアイドルとして皆さんを楽しませたい!!」と“理想の先輩”をリスペクトした。
NMBとSKEに籍を置き、AKBの選抜にも名を連ね、さらにソロ活動も加わった多忙なアイドル生活の中で、新たな目標も抱き始めた。「来年は演技のお仕事がしたいんですよ、すごい。パフォーマンスしてる中でも、表現するのが大好きなので」。過去に48グループが中心の映画やドラマに出演したことはあるが、本格的な女優業は未経験だ。
小悪魔アイドル「わるきー」の異名をとるみるきーは、フジテレビ系ドラマ「ディア・シスター」に熱視線。石原さとみが演じた、自由奔放で周囲を困惑させるキャラクターに心を奪われたという。
「石原さんの役柄を見て、『わるきー的に、私やったらこう言うな』と楽しく見させていただき、お芝居にさらに興味がわくきっかけになりました。それと、大好きな(ミステリー作家の)湊かなえさんが原作のドラマに出て、人を惑わす演技をしてみたいな」
48グループ屈指の“釣り師”としてファンのハートをほんろうしてきたが、2015年は小悪魔アクトレスへと変ぼうを遂げるかもしれない。