第15回 高野祐衣「インターネット」

ゆいぽん(左)には甘えやすいというけいっち
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 NMB48・チームNの副キャプテンを務める「けいっち」こと上西恵が、毎週ゲストを迎えて“若者代表”としてオピニオンを展開するコーナー。こちらでは、紙面で掲載しきれなかった「こぼれ話」を大特集。記者の質問も交えて、実際の取材現場を再現します。今回のゲストは「ゆいぽん」こと高野祐衣。紙面のテーマは「インターネット」でした。

 -漠然とした質問になりますが、インターネットの世界をどう見てますか?

 ゆいぽん(以下「ゆ」)「そうですね、やっぱり怖いなと思う部分はあります。あることないことが簡単に出回って、それが簡単に信じられて…、っていうところがあるので」

 けいっち(以下「け」)「確かにね…。ただやっぱり、便利なのは間違いないよね。何を調べるにもすぐネットやし」

 ゆ「でも、こんなにネット社会になったのって最近ですよね。私が中学校のころとかは、こんなになかったと思う」

 -上手に使えば、こんなに便利なものはないですね。ただやはり使い方が難しい。

 け「そうなんですよね…。やっぱり気をつけた方がいいのは、その時の感情にまかせて書かない方がいいってことですね。しばらく経ってから、気持ちが変わることもあるし」

 ゆ「今は755とかぐぐたすとか、いろいろやってますけど、すごい簡単にファンの方とやりとりができるようになってるんですよね。アイドルとファンの距離が縮まったのはいいところかなと。でもやっぱり、実際に会ってるわけじゃないから、適度な距離感を保ちながら、いいコミュニケーションができたらとは思います」

 け「やりとりができるようになって、意見とかアドバイスとか下さる方も多くて、それをすぐに聞けるから、ためになるなって思いますね」

 -普段は主に、どんな使い方をしてますか?

 け「そうですね…、テレビ代わりというか、ドラマやアニメを見たり、あとは好きなアーティストさんのサイトを見たりとかですね」

 ゆ「私は、暇さえあれば、ていうか、暇がなくても携帯をいじってる方なんですけど(笑)、好きなモデルさんのブログとか、好きなブランドのサイトとかを見てることが多いですね」

 け「移動時間とかには本当に便利ですね」

 ゆ「携帯で買い物もできますしね。私はコンタクトもネットで買うし、化粧品とか…。最近はキャリーケースを買いました」

 け「あとはメンバー同士でLINEとか。集まって話す時間がないときとかは役に立ちますね」

 ゆ「ただ、便利すぎて、頼りすぎちゃうところがあるかな。『スマホ依存症』みたいな言葉もありますけど、メンバーの中にも、ずーっと携帯触ってる子はいますからね」

 け「知識が偏ったりすることもあると思うから、やっぱり何事も、バランスが大事だと思いますね」

 -話は変わりますが、高野さんは、上西さんにとって数少ない「年上の後輩」ですね

 け「そうなんですよね。私、年上は得意じゃなかったんですけど、ゆいぽんには自分からグイグイ行けたんですよ。だから、一時期めっちゃゆいぽんが大好きで」

 ゆ「一時期!?一時期って…(笑)」

 け「いや、一時期っていうか(笑)、今は、何て言うんだろう…、懐いてる時期があっ   たんですよ」

 ゆ「ああ、少し前かな」

 け「私、1期生には甘えられないんですよ。かといって、先輩に甘えるというのもできなくて。ゆいぽんは、後輩で年上っていうところが甘えやすくて」

 ゆ「ふ~ん、でも、(岸野)里香ちゃんとかもそう言ってくれるなあ」

 け「ゆいぽんは、ホンマにお姉さんって感じで、すごい優しいし、懐いてたんですけど、最近、何でやろ…。『行っていいんかな?』って感じになっちゃうんです」

 ゆ「何で何で?来てよ~(笑)」

 け「チームが別やからかな?でも元々別やしな…」

 -お互いに、最初の印象はどのような感じでしたか?

 け「最初は…、何やろ、『スポーツ少女』って感じでした」

 ゆ「最初も今も、ずっとこのまんま。『超いい子』です(笑)」

 -上西さんにとって、年上の後輩は珍しいですよね

 け「そうなんです。この連載でも初めてですよね」

 ゆ「あとは村上(文香)ぐらいか…。あ、ドラフト生におるやん」

 け「ああ、磯ちゃんか。磯ちゃんは連載に来てくれたけど、あんまり年上っていう感じがしないねんな(笑)」

 ゆ「確かに、私も同い年っていう気はしない(笑)」

 -すると高野さんは、やはりちょっと特別な存在ですね。懐いてたというのはいつごろからですか?

 け「ゆいぽんが『僕らのユリイカ』あたりで選抜に入ってきて、『この人なら甘えられる!』って思ったんですよ。甘え方もイマイチわからなかったんですけど、ゆいぽんはいろんな子をよしよししてたから」

 ゆ「わかった!最近祐衣がよしよししてないからかな?」

 け「そうかも!昔はゆいぽんから来てくれてて、それで私、うれしくなって、『甘えていいんや!』っていう気持ちになって…」

 ゆ「そっか、原因は私か(笑)。じゃあ、これからもっと行こう」

 -高野さんは、元々お姉さんキャラですか?

 ゆ「元々は違います。家でも1人っ子やし、昔から鈍くさいし、アホやし…(笑)。クールに見られることも多いんですけど、意外に人見知りだし。今は自分が年上っていう環境だからそうなってるだけで、もっと年上がいたらどうなるかわからないですね」

 -上西さんも、後輩にとってはお姉さんキャラのようですが

 ゆ「恵ちゃんも、大人な感じですよね。下の子には」

 け「うれしい(笑)。でもホンマにゆいぽんは、私が甘えられる数少ない存在ですね。同じ1期生にも年上、年下といますけど、あんまり上とか下とか感じられないんです。同期っていうイメージが強すぎて…。今さら甘えようとも思わないし(笑)」

 -高野さんが上西さんを「よしよし」しなくなったきっかけというのは…

 ゆ「ないない(笑)。そういえば…っていう感じですよね。昔は(門脇)佳奈子ちゃんとかもかわいがってたけど、何でなんやろ」

 け「どうなんでしょ(笑)。でもゆいぽんは、みんなに頼られてるからなあ…。MCとかでは特に。私は苦手な分野なんで、すごいなって思いながら見てます」

 ゆ「私としては、恵ちゃんが考えてることとか、思ってることとか、最近はちょっとわかるようになった気がするんですよね。性格とか、似てるとは思わないんですけど」

 -お2人で何か覚えているエピソードなどはありますか?

 ゆ「う~ん、そんなに一緒の仕事が多いわけでもないけど…、『僕らのユリイカ』のPV撮影の時、与論島だったんですけど、宿の部屋が一緒で、恵ちゃんはお風呂が早かった(笑)」

 け「ああ~!ゆいぽんはすごい長かったです(笑)。ビックリするぐらい」

 ゆ「NMBはみんな早すぎるんですよ。(村瀬)紗英ちゃんは3分ぐらいで上がってくるんです。私が経験した中で、一番早い(笑)。私は湯船にはつからないんですけど、30分以上入ってますね…。何してるんでしょうね?(笑)」

 -ちなみに高野さんは、2月の大組閣で、B2に異動になりましたが、最終的にはMに残留しました。

 ゆ「そうでしたね…。理由としては、そんなにたいしたことではないんですけど、B2メンバーを見ていくと、私はいらないんじゃないかと。タイプ的に似たメンバーが多いんですよ。例えば、しゃべれる人、ツッコミタイプでいうと、はる(木下春奈)ちゃんもいるし、佳奈子ちゃんもいるし、梅田(彩佳)さんも入ってきたから…。私、いらんな…って思って。チームMにいた方が、自分を生かせるかなって。もちろん、移ってみないとわからないことはあったと思うんですけど、今考えてみると、これでよかったって思うんです」

 -今のチームMは、どんな雰囲気でしょうか?よく「濃い」と言われますが…

 ゆ「濃いと言われますけど、濃いメンバーが多いだけで、チームとしてはそうでもないかも。最近、濃くなってきたような気もしますけどね。あと、NとかB2は、(山本)彩さんとか、みるきー(渡辺美優紀)さんがいるからかもしれませんけど、順番がしっかりしてるという気がするんです。でもMは、(矢倉)楓子がセンターで、ほんわかしてるというか、ある意味全員にスポットが当たってるところがあるかなと」

 け「さや姉がセンターだと、やっぱりすごいんですよ。私もNの副キャプテンとして、さや姉がいないときにはセンターを務めることもあるんですけど、全然追いつけなくて…。さや姉が気合入れてやってたら、自然と後ろのメンバーも気合入っていくから、私もさや姉がいないときは、メッチャ頑張ってパフォーマンスして、それを後ろから見たメンバーが『私も!』って思ってくれたらうれしいんですけどね」

 ゆ「Mって、いいんか悪いんかわからないんですけど、ライバル意識が薄いんですよね。あと、周りを気にしてない、自由っていうか(笑)。それも持ち味なんだと思いますけど」

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