第22回 山田菜々 卒業公演レポ(下)

卒業公演を行った山田菜々(右)。左は「ポスト山田菜々オーディション」の合格者・植村梓
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 【卒業公演】

 山田菜々さんの卒業公演が4月3日、NMB48劇場で行われました。こちらではダイジェストに近い形で、MCの抜粋などを中心にお届けします。

 

〈卒業セレモニーでのあいさつ〉

 「皆さん、今日はお忙しい中、集まって頂き、本当にありがとうございます。そしてモニターで見て下さっている皆さん、DMM配信を見て下さっている皆さん、本当にありがとうございます。NMBに入って、小さいころからの夢がアイドルになりたいと言うことだったので、それをかなえられた気持ちで、今は本当に胸がいっぱいと言いますか…、まあ、そうですね。つらいときとかも、まあ何度かありましたが、いつもいつも、メンバーと一緒に、それを乗り越えて、これがアイドルなのか!って思いながら、必死になってやってこれたかなと思います。

 いっぱい、たくさんいろんなお仕事をさせて頂いて、NMBに入ったころは、アイドルになりたいというのが夢だったので、その先の夢をなかなか見つけることができなかったんですけども、いろんなテレビとか、ラジオとか、ドラマにも出演させて頂いて、いろんな方とお話して、タレントさんになりたいという夢を見つけることができました。本当に、自分の中では、それがすごくうれしくて。また、明確な目標があるっていうのが、すごいこれからのことを、自分がすごく楽しみにしてて、で、半年前に卒業発表をして、今日まですごく速かったですけども、でも半年前に発表してよかったなって思えるし、握手会とか、今日もそうですけど、発表してから半年の間にも、たくさんの方とお話する機会もあって、本当に、48グループは会いに行けるアイドルじゃないですか。他のアイドルさんとはちょっと違う部分もあるんと思うんですけど、今となっては、それが良かったなって思えることがたくさんあります。

 私は、チームNからMに移籍しましたが、オリジナル公演だとか、やっぱりNMB48で一番最初にできたチームはNなので、みんなが、自分のことを犠牲にして来てくれた、とか、いろいろと言って下さるんですよ。私のことを、本当によく、よくというか、いい言葉で、いろんな雑誌とかでも言って下さるんですけど、私は本当に自分の意思で決めたし、本当に、今日ずっと言おうと思ってたんですけど、チームMに…来て…、本当に良かったなって思います。…いろんなことがありましたが、NMBの人生の中で、一番の宝物は、こうやって応援して下さる皆さんとか、支えてくれるスタッフさんとか、そして、こんなにも、ね、一緒にいて楽しいなって思えるメンバーに出会えたことが、本当に一番の宝物です。

 これからは、明日からは、1人のタレント山田菜々として、NMBに負けないぐらい、いっぱいテレビに出て、有名になって、『もう、リクアワとか、ちょっと忙しくて行けへん!』って言えるぐらいのタレントさんになりたいと思ってます。私がNMBの先陣を切って、自分のためにも、そしてかわいいかわいいメンバーのためにも、新たな道を作っていけたらいいなと思いますので、これからもどうぞ、暖かい目で見守って頂けたらうれしいです。本当に、4年半、みなさん、たくさんの愛を、本当に本当に、ありがとうございました! 

 この間、倍率が77倍だったとか、餃子を真っ黒にしたとか、あったかいきな粉食べたいとか、いろんな伝説を作っていけたかなと思ってます。私には笑神様がついてると思って、自信を持って一歩飛び出しますので、皆さん、楽しみにしてて下さい!本当に、どうもありがとうございました!」

〈終演後の囲み取材〉

 -卒業公演を終えてのご心境を。

 「何か、卒業したんやって感じです。始まるまでも、卒業するっていう実感がなかったんですけど、最後の『タンポポの決心』で、これが最後なんやって思ったら、泣けてきました」

 -寂しい気持ちはありますか?

 「今はそんなにないんですけど、きっと明日からあるんじゃないかなって思います。ポッカリ、っていう感じで」

 -24時間イベントでもあまり涙を見せない感じでしたが、自分の中で泣かないってきめていたところはあるんですか?

 「やっぱり、歌うときは最後まで歌いたいなって思ってて、卒業ソングとかも、他の曲に比べて、なかなか歌う機会が少ないじゃないですか。だからちゃんと歌いたいなって思ってると、自然と頑張って歌おうって思うんですけど、でも今日は、泣きたかったら泣こうって思ってました」

 -今日を迎えるまでに、1期生のメンバーなどからもらったメッセージはありますか?

 「昨日(24時間イベント)でも、サプライズできてくれてたりとかもあったし、今日もお誕生日おめでとうっていうのと卒業おめでとうっていうのと、いっぱい連絡もらいました」

 -例えば、山本さんとか…。

 「さや姉は…、そうですね、まあ連絡は取ってないですけど(笑)、りぽぽ(小谷里歩)とか、あとはツイッターでみんな書いてくれたりしました。(岸野)里香ちゃんとかも、『菜々ちゃんの後を追っていきたいから、絶対頑張ってね』って。りぽぽと里香ちゃんは、やっぱりバラエティー、同じ道に進みたいという話もよくするんで」

 -明日から、いろんなことが変わる生活が来ますが、まずしたいことは?

 「え~、もう、昨日24時間イベントをしたので、今はただぐっすり寝たいっていう感じです(笑)。昨日はイベント終わって、家族でご飯食べて、お家に帰ったら寝ちゃって、起きて、あ、お風呂入らないとと思って、入って上がったらお誕生日の瞬間が過ぎてました(笑)」

 -舞台では、後輩のために先陣を切ってという決意表明がありましたが、例えばどのくらいレギュラーを取りたいとか、目標は?

 「そうですね…。レギュラー番組はあればあるほどすごいと思うんですけど、今はいろんな期待とか、元NMBっていう名前がやっぱりつくじゃないですか。そういうので期待を込めて、バイキングとかも出させて頂けてると思うので、この1年が勝負だと思ってて、そこから先はちゃんとした実力で。だからこの1年は、必死にならなきゃいけないなって思います」

 -アイドル時代は、恋愛禁止というのもありました。その辺も自由になるのかもしれないなと思いますが…。

 「フフッ(笑)。そうですね。恋愛禁止じゃなくなるので、今まではアイドルとして、なかなか遊びに行く時間もなかったので、本当に出会わないんですよ。でもこれからは、私も大人やし、もう23歳やし、もっといろんな人を知りたいなって思います。何かこう、パッて物を落として、『落ちましたよ!』って言って…、キラーン!みたいな(笑)そんなドラマみたいな出会いをしてみたいです」

 -理想の男性像などは。

 「私がこんなタイプなんで、しっかりしてる方がいいですね。何言ってもツッこんでくれるような」

 -今後の抱負を。

 「そうですね。絶対売れてやるぞ!っていう気持ちで、今はいっぱいですね」

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