第29回 石塚朱莉(上)「演技」
NMB48・チームNの副キャプテンを務める「けいっち」こと上西恵が、毎週ゲストを迎えて“若者代表”としてオピニオンを展開するコーナー。こちらでは、紙面で掲載しきれなかった「こぼれ話」を大特集。記者の質問も交えて、実際の取材現場を再現します。今回のゲストは「あんちゅ」こと石塚朱莉。紙面のテーマは「演技」でした。
-お2人は、得意な役柄とか、やってみたい役柄はありますか? けいっち(以下「け」)「私は、ある意味“行き過ぎた役”をやってみたいですね」あんちゅ(以下「あ」)「私は、普段は明るい方なんですけど、4周年ライブの『百合劇場』で、ネガティブであまり表に出ないような役柄をやったんです。それがなかなかハマリ役だったみたいで、いいねって言ってもらえましたね」
-お2人は女優志望だけに、意外な面も結構持っている方なのかとも思うのですが、自分の性格を一言で言うと? あ「私は…『雑』ですね。何についても雑で、感情にしろ、行動にしろ、あっち行ったりこっち行ったりしてて」け「私は、ずっと思うのは『面白味のない真面目』ですね。自分で言うのも何ですけど、いい意味じゃない方の真面目で、昔から普通が一番好きで、聞かれることにも普通の答えをするし、短所も長所も『面白味のない真面目』ですね」
-演じているときは、やはり楽しいですか? あ「そうですね、楽しいです」け「緊張するから、向いてへんのかなとも思うんですけど、やっぱり楽しいのは演技してる時ですね」
あ「チームだけじゃなくて、NMB全体でもお芝居してみたいですよね。その時にはやっぱり、メーンキャストを務めたいです」
け「私は、主役もやりたいけど、主役じゃない重要人物とかもやってみたいですね」
-お2人は今まで、あまり交流はなかったかと思いますが、最初の印象はいかがでしたか? け「最初、千葉から来てたっていう印象があって、14歳ぐらいだった?」あ「そうですね。14歳でした」
け「私、そのころはまだ、年下をかわいがったりしてなかったと思うんです。でも初めてあんちゅを見たとき、ショートカットで、幼くて、めっちゃかわいい!って思って。でも、あんまりギュッとされるのとか、嫌がるタイプやったやんな?」
あ「そうですね…。あまり好きじゃないタイプです(笑)」
け「私はしたことなかったんですけど、(川上)礼奈にされて嫌がってるの見て、気をつけようって(笑)。今は、そういうかわいがる感情が、(西村)愛華とかにあるんですけど、最初に持ったのはあんちゅだったかもしれないですね」
-あの“伝説のキャラクター”は、石塚さんが引き金だったんですね…。
あ「私はもう、『きれいなお姉さん!』っていう印象でしたね。こんなお姉ちゃんいたら幸せやろな~って」
-その後、仕事で一緒になることはあまりなかった。 あ「そうでしたね」け「でも私、結構あんちゅのことは見てたんです。最初にそういう印象を持ったっていうのもあるんですけど、3期生からまだチームB2ができる前ぐらいかな?『NMB48』を踊ってたことがあって、一番後ろだったんですけど、めっちゃ頑張ってて、めっちゃ目が行ったのは覚えてます
あ「けいっちさんは、本当にしっかりしてて、さすがやなって思います。でも、たまに天然なところあるじゃないですか。そういうとこ見ちゃうと、余計に『好き!』ってなっちゃいますね(笑)」