第27回 西村愛華(上)「スタイル」
NMB48・チームNの副キャプテンを務める「けいっち」こと上西恵が、毎週ゲストを迎えて“若者代表”としてオピニオンを展開するコーナー。こちらでは、紙面で掲載しきれなかった「こぼれ話」を大特集。記者の質問も交えて、実際の取材現場を再現します。今回のゲストは「あいか」こと西村愛華。紙面のテーマは「スタイル」でした。
-最近、上西さんの西村さんへの“かわいがり方”が尋常ではないと聞くのですが…。 けいっち(以下「け」)「最初はね、ハキハキしてるタイプだし、私が『よしよし』ってかわいがるタイプだとは思ってなかったんですよ。でも、いつからか覚えてないんですけど、すごくいとおしく思えてきて…」あいか(以下「あ」)「いつからやったっけ?(笑)」
-西村さんは4期生からいきなりNに抜てきされて、プレッシャーなどもあったとは思いますが、そういう姿をみて、とか? け「そうですね…。新Nになって、3期生とかが増えて、自分と期や歳の近い子としゃべってる姿を見て、『こういうかわいらしい一面があるんや』って感じて、そうなったかもしれないですね。それまでは周りが1期だけだったから、気を使ってる部分もあったかと思うし」あ「正直、ちょっと気は使ってましたね…。静かにしてました」
け「大変やったと思うわ。私やったらどうなってたか…」
あ「でも、恵ちゃんは本当に、最初からめっちゃ優しかったし、すごく助けられましたね」
-どのあたりで気を使っていました? あ「そうですね…。私はアンダー経験もほとんどなくて、周りは入る前からテレビで見てたような先輩たちばっかりだったんで、どうしよう…っていう感じで」け「その中で、だんだん素が見えてきて、ホンマにかわいいな~って思います」
-上西さんと言えば、林(萌々香)さんのかわいがり方も、やはり尋常ではないようですが…。
け「何て言うか…、モカちゃんはもう『何やねん、もう、かわいいな、調子乗んなよ!かわいすぎんねん!』って感じなんですけど、あいかは『あいかたん、かわいいな~!』みたいな…。言葉で表すとこうなるんですけど(笑)」
あ「難しい(笑)」
-…、まあ、これは、ご本人にしかわからないんでしょうね。期せずして、お2人とも京都出身なんですね。滋賀出身の上西さんとしては、親しみやすいんでしょうか。 あ「ホンマや!」け「そういうところあるんですかね(笑)」
-スタイルの話に戻しますが、西村さんから見ても、上西さんのスタイルはすごいですか。
あ「すごいですね。私「※AKB調べ」の投票では、全部恵ちゃんに入れました」
け「うれしいな~。あいかも、もっともっとアピールしていったらいいと思うねんけどね。2人でもグラビアやってみたいよね」
あ「私は去年、ソログラビアとかもやらせて頂いたんですけど、すごい反応があって、それきっかけで握手会に来て下さった方とかもいるんで、ぜひ恵ちゃんともやりたいですね」
-スタイル維持のためには、食事なども気にされてるかと思いますが、好き嫌いなどはありますか? け「私は結構…。トマトが特にダメで、あとは梅干しとか、漬け物類も苦手ですね」あ「私もトマトダメなんですよ。あと、魚介類が食べられなくて、お刺身食べたことないんです」
-話は変わりますが、改めて、お2人の関係性というのは興味深いのですが。 あ「そうですね…『恵ちゃん』って初めて呼んだのかな?先輩を『ちゃん付け』で呼んだのは恵ちゃんが最初だと思います」け「Nに後輩が入ってきたのが初めてで、すごいうれしくて、仲良くなりたいのがあって、なる(古賀成美)にも『恵ちゃんって呼んで』って言ったんですけど、なるは全然呼んでくれなくて(笑)。でもあいかはすぐ呼んでくれました」
あ「めっちゃ呼びやすかったです。当時はまだ、こっちから先輩たちに行きにくかったんで、恵ちゃんがめっちゃしゃべりかけてくれて、恵ちゃんのおかげでなじめたって感じですね」
-やはり、いろんな意味での重圧があったようですね。 あ「まあ、いろいろあったんです(笑)。やっぱり、抜てきされたところがあるんで、私が急に入ることでいろいろなことも…、ありましたね。やっぱり難しい部分があったんで」け「4期生でたった1人だったから、同期や周りも、悔しい思いもあったと思うし、1期生の中にも焦りとかはあったと思うんですよね…。でもあいかは、そういうのを表にはあまり出してなくて、強いなって思ってました」
-つらいこともある中で、上西さんが助けになったと。
あ「そうでしたね。私自身、結構すぐ忘れるタイプなんですけど、やっぱり最初は居場所が難しいというか、そういうところがあったんで」
け「もし自分が逆の立場だったら、先輩の中に1人だけ入ってとか…、しかもNMBに入ってすぐだったから、すごくつらかったと思うんです。相談する相手もいないし…。私はあいかと早く仲良くなりたくて、近づいていったと思います」