大島監督へ世界から惜別メッセージ
15日に肺炎のため亡くなった映画監督・大島渚さん(享年80)の葬儀・告別式が22日、東京・中央区の築地本願寺で営まれた。世界的名監督として知られていた大島さんには海外からも多くの悲しみの声が寄せられた。
親交の深かったベルナルド・ベルトルッチ監督(71)は「渚はわたしの日本の兄。渚を失って今、涙に暮れています」と嘆いた。
また「ベルリン・天使の詩」(87年)などで知られるドイツのヴィム・ヴェンダース監督(67)も「なんと大きな損失でしょうか。われわれの天使にわたしたちは映画の空で再会することでしょう」とメッセージ。カンヌ国際映画祭のジル・ジャコブ会長や「戦メリ」プロデューサーのジェレミー・トーマス氏らからも惜別メッセージが届いた。