鈴木杏樹 涙ながらに喪主あいさつ
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今月1日に入院先の米国の病院で56歳で亡くなった女優・鈴木杏樹(43)の夫で外科医・山形基夫さんの葬儀・告別式が14日、東京・築地本願寺でしめやかに営まれた。
杏樹は喪主を務め、親交のあった歌手・加山雄三、谷村新司、高橋真梨子ら芸能人、親族、関係者800人の参列者に気丈に対応した。山形さんが芸能人ではないとのことで式場内は公開されなかったが、参列者によれば喪主のあいさつに立った杏樹は涙声で「病院や患者さんのことを第1に考える人でした」と夫の思い出などを語っていたという。
出棺の際は、位牌(いはい)を抱え持ち、参列者に深々と会釈した。最後まで気丈に振る舞っていたものの、目は泣きはらした様子がうかがえた。終始うつむいたままで、夫の旅立ちの儀式を見届けていた。