釣りバカ朝原監督 新作間に合わず残念
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俳優の三国連太郎さんが呼吸不全で14日に亡くなったことを受け、映画「釣りバカ日誌」の朝原雄三監督が15日、追悼の談話を寄せた。
朝原監督は「真っ黒になるまで台本に書き込みをし、『もう一度、お願いします』と何度も演技をやり直しされました。」と思い出を振り返った。「気力、体力の限界まで自身を追い込んで芝居をなさる姿に、一流の人間の仕事の仕方というものを目の当たりにさせられました。いつも『釣りバカ』以外の映画を撮ってくださいと、激励して下さったのに、新作の『武士の献立』を間に合わせられず、とても残念に、不甲斐なく感じています。安らかにお休みください」と冥福を祈った。
朝原監督は「釣りバカ日誌14」から参加し、「釣りバカ日誌20ファイナル」までの7作を監督した。