今年４月に多摩川にかかる丸子橋から飛び降りて亡くなったウクレレ漫談家・牧伸二さん（享年７８）のお別れ会が２５日、都内で開催され、漫才師・青空球児（７２）、落語家・三遊亭円楽（６３）、三遊亭好楽（６７）、俳優・小松政夫（７１）、ケーシー高峰（７８）、フリーアナウンサー・徳光和夫（７２）ら２００人が出席した。

　ステージ上に飾られた牧さんの写真と愛用品のウクレレに向けて、球児は「こういうお酒を飲むのは、さみしいですよ。初めてテレビに出たとき、牧さんが『頑張れよ。売れろよ』と言ってくれたのが、励みになりました」と献杯のあいさつをささげた。

　小松は「ものすごいシャイな方で、勉強家。テレビが誕生して１０年くらいのときに一世をふうびされて、そういう時代をご一緒できて幸せに思います」と故人をしのんだ。