吉本会長に土下座…たかじんさん武勇伝
たかじんさんの突然の訃報を受け、関西のタレント仲間は数々の“武勇伝”とともにその死を悼んだ。
1990年代に読売テレビ「たかじんnoばぁ~」で共演したトミーズ雅(54)が明かしたのは、伝説となった「18軒はしご事件」。フロアに3店舗ずつスナックが入る6階建て雑居ビルの全店を一晩で回り、「おもろい人間になるんやったらこれくらいせい」と言ってのけたという。
70年代後半、MBSラジオ「ヤングタウン」で共演した桂文枝(70)は「遊びに関しては私の先生でした」と述懐。文枝が京都花月に出演中、遊びに来たたかじんさんと「京都の街を徹夜で遊び歩いたことも度々ありました」となつかしんだ。
また大平サブロー(57)は、88年に吉本興業から独立した後、93年に復帰した際のエピソードを披露。「たまたまクラブでたかじんさんと会ったら、『ちょっとこい』と奥に連れて行かれた。そこには当時の吉本の会長と常務がいて、『お前ここで土下座せえ』と言われ、たかじんさんも『こいつを吉本に戻したっておくんなはれ』と一緒に土下座してくれて…。あれがかなりの後押しになりました」と明かした。