徹子ショック 失ったもの本当に大きい

 俳優で演出家の高橋昌也(たかはし・まさや)さんが16日午後5時55分、呼吸不全のため山梨県内の病院で死去していたことが22日、分かった。NHKラジオ「一丁目一番地」で夫婦役を演じてから、60年近い付き合いの女優・黒柳徹子(80)は「最近、周りのお友達が次々に亡くなり、悲しい中で、最後の一撃という気がします」と、衝撃を隠せなかった。

 高橋さんが銀座セゾン劇場の芸術総監督に就任し、黒柳主演の「海外コメディ・シリーズ」がスタート。シリーズは25年間で30作近くに及び、うち高橋さんの演出作品も16作に達した。まさに名コンビだった。

 黒柳は「昌也さんのように、上品な、ユーモアがわかる、美しいことが好きな人はそういないと思います。私達が失ったものは本当に大きいです」と追悼。2011年の再演となる「想い出の‐」は「演出・高橋昌也」として上演されることが決まり、「まだ気持ちが混乱している」という黒柳も「これからも昌也さんに演出していただいた作品を再演していきたい」と、遺志を継ぐ決意でいる。

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