九重親方も悔し涙…山本文郎さん葬儀
2月26日に肺胞出血のため死去したフリーアナウンサーの山本文郎(やまもと・ふみお)さん(享年79)の葬儀・告別式が28日、千葉県内の斎場でしめやかに営まれた。式には元横綱・千代の富士の九重親方(58)や親類ら30人ほどが参列。出棺時には位牌(いはい)を持った31歳下の妻・由美子さんが、声を震わせながら「ありがとうございます」と深々と頭を下げ、参列者らの涙を誘った。
一緒に講演会を行うなど親しかった九重親方は、出棺時には親族とともにひつぎを持った。「めちゃくちゃ優しい人でした。思い出は、いっぱいありすぎてね…」と、言葉を途切れさせながら山本さんの人柄を振り返った。訃報は由美子さんから直接電話で知らされたといい「本当に残念でなりません」と悔し涙を見せた。笑顔の遺影には「ゆっくり休んでください」と語りかけたと明かした。
後日、お別れ会を行う。