チューリップのメンバー、安部さん悼む
「心の旅」「虹とスニーカーの頃」などをヒットさせたニューミュージックの人気バンド「チューリップ」のギタリスト、安部俊幸(あべ・としゆき)さんが7月7日、脳出血のため自宅のあるインドで死去していたことを所属レコード会社が9日、発表した。64歳。福岡市出身。葬儀は故人の強い意志により、現地で、近親者のみの密葬で行った。しのぶ会などは、遺族の意向により行わない。
チューリップのメンバーが安部さんの早すぎる死を悼んだ。
姫野達也「10代の頃からチューリップそしてオールウェイズで苦楽を共にしてきた仲間であり、僕の一番の理解者でかけがえのない友人でもありました。また一緒にステージに立てると思っていただけに残念でなりません」
上田雅利「デビュー前、故郷で互いの思いを語り合った時『このバンドだったらきっと、何でも夢はかなうぜ!』と言った彼の言葉を思い出します。突然過ぎです!」
宮城伸一郎「演奏中の安部さんの笑顔に何度励まされたことか。彼は最高のギタリストでした。バンドメンバーとして同じステージに立てたことを誇りに思います。どうぞ安らかにお眠りください、Mr.335」