さだまさしの母 喜代子さん死去
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歌手のさだまさし(63)の母・佐田喜代子さんが7日に死去していたことが9日、わかった。90歳。長崎市出身。葬儀、告別式は親族で営まれた。
関係者によると、喜代子さんは数年前から体調不良を訴えており、7日朝に死去した。死因は多臓器不全とみられる。さだは東京で喜代子さんの訃報を受け、同日中に長崎へ帰省。一晩、喜代子さんの遺体と一緒に過ごしたという。
8日には帰京して東京国際フォーラムで行われた加山雄三(78)のコンサート「加山雄三55周年記念 ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL」に出演。ステージでは母の死に触れることはなく、悲しみを見せずに歌唱した。9日朝に再び長崎に戻り、喪主として葬儀、告別式を執り行った。
喜代子さんは1985年に、子育てをつづった自伝「永き旋律-さだ家の母と子供たち」を出版。長男のさだに加え、次男で元サッカー選手の佐田繁理氏(61)、長女で歌手の佐田玲子(58)の3人を育て上げた。