東出 朝ドラ終了後も厳戒解除されず
俳優・東出昌大(26)が1日、大阪市内で主演映画「クローズEXPLODE」(12日公開)のPRトークイベントを行った。東出を巡っては、NHK朝ドラ「ごちそうさん」で夫婦を演じたヒロイン役の女優・杏(27)との熱愛が報じられて以来、“厳戒ガード”が敷かれてきたが、朝ドラが放送終了しても解除はなかった。
この日は、事前に主催者側から報道陣に、東出への声かけNGの要請が入り、質問だけでなく、一般的にはカメラマンが写真撮影時に「こちらに目線お願いします」と声をかけて行う目線要求も主催者側によって行われた。189センチの高身長の東出を守る“ガード”がさらに高くなった形だ。
ただ当の東出は、トークイベントに登場すると、相変わらずのぼくとつとした表情で、集まったファンに「本日はご足労いただき、ありがとうございます」と頭をペコリ。会場に笑いが起こった。
大阪のファンに対し「こびるつもりないんですが、つい最近まで(朝ドラ撮影で)大阪に住んでました。(大阪市西区の)阿波座に住んで、普通にランニングしてたんですよ」と2月末まで住んでいた住所をにこやかに公表。イベントに先だって、大阪・京セラドームでプロ野球・阪神‐中日戦の始球式を行ったことを報告し「大暴投でした」と頭をかいた。
ヤンキーアクション映画の同作に関しては、大人数同士のケンカシーンでは「十何人を殴って駆け抜けるシーンでは、途中で誰を殴っていいのか分からなくなりアドリブでいきました」と大暴れしたこと明かした。ただ相手の拳が東出の鼻に当たってしまったこともあったといい「本当に当たって、鼻血が出てしましました」と告白していた。
報道陣に声かけNGの要請が入った写真撮影では「てっぺんとるぞ!」と、役になりきり気迫の雄叫びをあげていた。
同映画は高橋ヒロシの人気漫画を原作に、小栗旬主演で映画化された「クローズZERO」(07年)、「クローズZERO2」(09年)の、その後の世界を描く。滝谷源治(小栗旬)が卒業した鈴蘭高校で新学期、空席となった“頂点”の座を巡り、史上例をみない内部抗争が勃発する。