タレント・武田久美子（４７）が３０日、ＴＢＳ系で放送された「７時にあいましょうＳＰ」に出演。恋人だった元アイドルとの死別を明かした。

　堀越学園中等部１年生だった武田は、１学年上で、当時、１０代の女の子に絶大な人気があった少年グループ「ビッグ・マンモス」の山崎圭一さん（当時１３歳）に猛アタックして、交際をスタート。ビッグ・マンモスは、フジテレビの子供向け番組「ママとあそぼう！ピンポンパン」で活躍した歌って踊る少年合唱団。山崎さんはクリクリとした大きな目、ビーバーのような歯が印象的な愛くるしいルックス。歌声は伸びやかで圧倒的な表現力があった。

　アイドルだった山崎さんとの交際は人目を避け、山崎さんの実家の喫茶店などで続いたという。

　しかし、山崎さんは海水浴に行った海で溺れ、事故死。１４歳だった。突然の別れに、武田は「唖然ですね。悲しいってより、唖然…」と当時の心境を回想した。

　今回、番組で公表するにあたり、山崎さんの母・雅美さん（６６）と対面。実家には武田が天国の山崎さんに書いたラブレターが残されており、改めて読み返し、涙。武田は「（事故で亡くならなかったら）結婚してたかもしれないからね、本当に」と言葉を詰まらせ、「いろいろお付き合いした人もいるけど、私は天国に行ったら、彼と結婚するんだ、って思ってる」と話した。

　武田は今年１月、４歳年上の米国人と離婚。シングルマザーとして１人娘を育てている。