契約金は106億円!?ヘンリー王子夫妻、ネトフリでドキュメンタリーの新番組
ヘンリー王子夫妻のネットフリックス新番組が、負傷軍人のための国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」に関するドキュメンタリーとなる事が発表された。その番組『ハート・オブ・インヴィクタス』は、夫妻のチャリティ団体アーチウェルとネットフリックスによる初の共同プロジェクトで、アカデミー賞受賞者のドキュメンタリー映画監督 オーランド・ フォン・アインジーデルとプロデューサーのジョアンナ・ナタセガラのコンビのもと、ヘンリー王子の同大会の創設までの道のりや出場予定の選手達について語る内容になるという。
同大会は昨年にオランダのハーグで開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2022年に延期、その次の大会は2023年にドイツのデュッセルドルフで開催されることになっている。参加する全ての選手は、軍隊でそれぞれの国に奉仕し、人生を変えてしまうような怪我や病気を経験した軍人となる。
ヘンリー王子は、プロデューサーを務め、カメラの前にも登場予定、こう声明を出している。「2014年の最初の『インヴィクタス・ゲーム』以来、各選手が独自の方法で回復力を集め、決意と決心で貢献してくれています」「このシリーズは、世界中のコミュニティを、来年オランダへ進んでいく選手達の感動的な物語の窓口へと導くものです。アーチウェルとネットフリックスの最初のシリーズとして、インヴィクタス・ゲーム・ファンデーションと提携し、世界的な癒し、人間の潜在力、そして継続的な奉仕を鼓舞するコミュニティのこれからの旅路や誇りに対して、これ以上に興奮するものはありません」
一方、同ファンデーションの最高責任者であるドミニク・レイドは「この共同制作は、同イベントに多額の資金をもたらすでしょう。軍事コミュニティへの支援、そしてこの共同制作の実現に向けたヘンリー王子の弛まぬ努力に、私たちは非常に感謝しております」と続け、ネットフリックスの共同CEOでコンテンツ最高責任者であるテッド・サランドスはこのプロジェクトについて「彼らに会った瞬間から、『インヴィクタス・ゲーム』が彼らの心の中でとても特別なものである事が良く分かり、ネットフリックスの最初のシリーズがこれまでにない方法で世界に紹介される事を嬉しく思います」とコメントした。
昨年イギリス王室の主要メンバーから脱退したヘンリー王子夫妻は、ネットフリックスと台本なしのテレビシリーズ、ドキュメンタリー、映画、子供向け番組などを今後数年に渡り配信する契約を交わしたことを発表、その契約金は1億ドル(約106億円)とも噂されていた。