G1馬オーナーが「ウマ娘」めぐる二次創作にSNSで言及 一時は激怒で「お断り」も軟化
「ニシノ」「セイウン」の冠名で知られる競走馬オーナーの西山茂行氏が24日、ツイッターを更新。自身の所有馬も登場するスマートフォン向けゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」をめぐる「二次創作」について言及した。二次創作とは、原作のキャラクターを利用して別のストーリーを展開させるなど独創的に発展させたもの。
発端は、23日になされたツイッターの書き込み。西山氏が所有し、ゲームにも登場する競走馬「セイウンスカイ」「ニシノフラワー」の名を挙げ、いわゆる「成人向け」の二次創作に利用されることの是非を問うものだった。西山氏は寛大に利用OKと回答したが、一部ユーザーが「これで何でもあり」という趣旨のコメントを行ったため、一転して「固くお断りします」と怒りを示した(当該ツイートはその後削除)。
一連の流れを受けてツイッター上ではさまざまな意見が噴出。一時は話題のツイートランキングで「西山オーナー」が1位になるほどだった。西山氏は24日になり「朝起きたら、Twitter一位。驚いた!」と驚愕。その上で西山氏は「調べたら、ウマ娘は全年齢対象なので、全年齢対象となる2次創作はどうぞ。(R指定になるようなものはダメ)」「作品や運営のことはわからず、これ以上は答えようがないので、運営会社から他にお願いやガイドラインがあれば、それに従ってほしい。これで終了」と明言した。
「ウマ娘」の配信元である株式会社Cygamesは、同社のゲームコンテンツをプレイする際の配信ガイドラインを設定。「ウマ娘」に関しては唯一、個別のガイドラインを設定している。同社の公式ホームページでは、「ガイドラインをお守りいただく限り、個人・法人、営利・非営利を問わず著作権を行使いたしません」とされており、二次創作については「法令上認められる範囲内で行ってください」と明記されている。
(よろず~ニュース編集部)