「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」公開延期 それでも前向くファンの“大喜利大会”
アニメ映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の公開延期を受け、TwitterなどSNS上では過去の同シリーズにちなんだ“大喜利大会”の様相が展開されている。新型コロナウイルス感染拡大のため26日、劇場公開予定日が5月7日から5月21日に延期されたことを受けたもので、おなじみの名言やキャラクターが登場している。
『機動戦士ガンダム』からはスレッガー・ロウの「悲しいけどこれ戦争なのよね」が取り上げられている。ビグザムに特攻を仕掛ける際のセリフが、「悲しいけど…これ仕方ないよね」「悲しいけど…これ現実なのよね」などに活用されている。
『機動戦士Zガンダム』からはカミーユ・ビダンの「貴様、人が死んだんだぞ!いっぱい死んだんだぞ」が登場。「貴様、人が待ってたんだぞ!いっぱい人が待ってたんだぞ!」などに変形されている。画像でもカミーユは大人気。「延期される前」の見出しと元気な姿、「延期発表後」の見出しとテレビ版最終回で描かれた精神崩壊した姿、それぞれがセットで対比されている。
『機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争』からは「嘘だと言ってよ、バーニィ」が脚色なしで参加。アルフレッド・イズルハ(アル)がバーナード・ワイズマン(バーニィ)の告白を受け、「嘘だー!!」と叫んだシーンで有名な第5話のサブタイトルだが、叫ぶアルの画像も添えられてファンの嘆きが表現されている。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』からはシャア・アズナブルとアムロ・レイが顔を出す。2人が議論を交わすシーンなどから「地球がもたん時が来ているのだ!」「エゴだよ、それは」のセリフが様々な形で使用されている。
同作は「機動戦士ガンダム」シリーズの40周年記念作品で、当初は昨年7月23日に公開予定だったが、コロナ禍を受けて延期に。昨年11月に、今年5月7日の公開が決定していたが再延期となった。
映画関係者だけではなくガンダムファンの無念さも相当なものだが、それでも懸命に前を向く姿がうかがえる“大喜利大会”になっている。
(よろず~ニュース編集部)