40周年「太陽の牙ダグラム」を「ガンダムサンダーボルト」の太田垣康男がコミック化

 放送40周年を迎えた『太陽の牙ダグラム』のコミカライズ化が決まった。サンライズが13日、小学館とタッグを組み、電子漫画サイト「eBigComic4」で配信することを発表。原作監督の高橋良輔監修のもと、漫画家の太田垣康男によってリアルロボットの最高峰作品がよみがえる。「Get truth太陽の牙ダグラム」のタイトルで今月28日から、各月第4週金曜日に更新される予定。umegrafix(ウメグラ)が演出彩色を担うフルカラー作品となった。

 同社は「リアルな戦闘ロボの魅力に加え、独立戦争に身を投じ、理想に燃える若者の姿、父子の対立、戦争の背景にある政治劇などの人間模様を描き、40年に亘ってアニメファンに語り継がれてきた本作を、少年期にリアルタイムで触れた太田垣氏が新しい生命を吹き込みます。『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の執筆を通して培った、リアリティをはらんだままケレン味あふれるメカアクションを展開できる太田垣氏のメカデザイン、アレンジ力、動的表現センスは本作でも遺憾なく発揮されることでしょう。重厚な人間ドラマと迫力のメカアクションを、おそらく現在のWebベースのデジタルコミックにおける到達点ともいえるフルカラーアート彩色で表現します。往年のファンのみならず、次世代にもアピールすると思われます」と談話を寄せた。

 また、YouTubeのサンライズ公式チャンネルにて、今月28日から同作の無料配信を開始。第1話から12話まで、毎週金曜日に更新予定となっている。

 『太陽の牙ダグラム』はサンライズ製作のリアルロボットアニメーション。1981年に全75話のテレビシリーズが放送され、その後も劇場版、小説、漫画、ゲームと様々に展開。根強い支持を得ている。

(よろず~ニュース編集部)

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